2019年

8月

07日

JAL/ANA自社養成パイロット試験 2019

2019年夏、今年もまたJAL/ANA自社養成パイロットインターンシップが始まり、来年3月からの自社養成パイロット本選へとつながって行きます。エアラインパイロットを目指す新卒大学院卒の方には最大の登竜門です。各社の採用情報に注意してエントリーを忘れないようにしてください。

※ 特にこの種のエントリーは募集期間が短いことが多いので細心の注意を払ってください。

エントリーから最終合格までの合格率が1%未満という長く厳しい選考ですが、大きな夢に向かって最大の準備と努力をしましょう。

プライバシーの観点から詳細は控えますが、今年も1%未満を思えば多くの合格者を目の当たりにして、失礼ながら ” 挑戦はしてみるものだ!成せば成るんだ!” と不思議な感動を覚えました。

もちろん!全て皆さんが実力で成し遂げたことなのですが、その過程で私が感じたこと、学んだことを幾つかお伝えしたいと思います。

① エントリーシートは顔が見えない面接ですから、添付写真はもちろん笑顔とハートが想像できる内容で、選考をして頂く方にハッキリとした自分の輪郭を届けるものにしてください。

@ 社会経験をお持ちの方は得意なのですが、新卒の方は注意して頑張ってください。

② 必ず求められるSPI3やGABと言ったセンター試験と英語能力試験はとにかく必死で高成績を目指してください。理由はどの自社養成試験(航大も含め)もそうなのですが、常に1次2次3次4次とそのフェーズまでの総合成績で通過/非通過が決まりますので一つも気を抜くことはできません。

英語が上手いとか適性試験の結果が良いとかで通る試験ではありません。

またその逆に前のフェーズの頑張りが思わぬ底上げになって次に進めることがよくあります。企業としてはパイロット以前に社員採試験ですからそれが当然であり最もフェアな形とも言えます。

グループワークやグループ面接/個人面接といった人物評価は年々重視されて来ており、その評価価値は適性試験を超えているとも言われています。

一社員としての資質 + 将来エアラインクルーとして求められる資質ですが、特にエアラインクルーに必要な資質(人格)については何らかの努力をされることをお勧めします。

注) クルーとしての資質とは、個々の個性や人格を否定するものではなく、クルーとして訓練を受けたり乗務をするにあたり必要な在り様(考え方/姿勢)であるOn Duty Attitude のことです。

④ 適性試験は会社により適性試験(マルチタスク)のみの場合と適性試験(マルチタスク)+操縦適性試験がありますが、最近の適性試験(マルチタスク)は基本的に心理適性、基礎学力適性、マルチタスク適性の3要素から構成されており、最近行われたPeach/ANA WingsのFCATもそのようなものであったのではないでしょうか?

心理適性はクレペリン/ロールシャッハ/MMPIといった古典的なものが主流ですが、今後はそれらの要素をPC試験用にプログラム化したものに変わって行くかも知れません。

基礎学力適性は基礎 “脳”力試験とも言えるもので、試験の初期段階で行われるSPI3やGABなどにある難解な問題ではなく簡単な問題を高速に処理する ”脳の基礎力” を測る形が主流のようです。

マルチタスク適性もここ数年流行のPC試験の特性を活かして多様化しており、視野分散、思考分散、行動分散、聴力も含む注意力分散、簡易スティックを用いたコントロールセンスと言ったいかにもパイロット適性試験らしき?ものになっているようです。

昔のように飛行訓練装置を使った操縦型の試験は少なくなり、飛行機好きにはちょっと寂しい時代ですが、企業側からすれば沢山の応募者からより良い人材を客観的かつ効率的に早く選ぶ方法として優れているということでしょう。

しかしその一方で、グループワークやグループ面接/個人面接といった人物評価は年々重視されて来ており、その評価価値は適性試験を超えるとも言われています。

普通の方であれば心理適性と基礎学力はまず(ありのままで?)問題ないとして、マルチタスク能力の向上とエアラインクルーに必要な資質(人格)については何らかの努力をされることをお勧めします。

注) クルーとしての資質とは、個々の個性や人格を否定するものではなく、クルーとして訓練を受けたり乗務をするにあたり必要な在り様(考え方/姿勢)であるOn Duty Attitude のことです。

⑤ 操縦適性試験は実用機である737型などのフルフライトシミュレーターによる操縦適性試験が普通のようですが、操縦経験の無い方(それが普通です)には大変難しく基本的には無理な内容と言えます。ただし、試験官パイロットは十分なパイロット育成経験の目で見ていますのでその一瞬の上手下手ではなく全体の操縦素養と先ほどのOn Duty Attitudeを見ています。 

安心して思い切り頑張ってください。

注) よく耳にするお話しですが、2日間のプログレスを気にし過ぎて初日低迷し2日目にグッと伸びる方が良いなどというつまらないテクニックはやめましょう。プロの目から見れば、かえってOn Duty Attitudeの一つである一生懸命頑張る姿勢に反する行為です。

On Duty Attitudeを忘れないでください!

初めてでは頑張っても上手くできないので、1日目で足切りされてしまうことがあります。 

とにく全力で当たり、60点→80点=140点 より 80点→90点=170点を目指しましょう。

なるべく訓練に苦労しない=訓練費用が掛からない人材の方が良いに決まっているのですから。

それより大切なことは同じフェーズで行われる個人面接です。むしろ操縦の実技適性よりOn Duty Attitudeと個人面接の方が重要と言われています。

 

フライトアミューズでは独自のPCプログラムによるマルチタスク実技練習と操縦試験に対応した訓練装置による操縦練習を提供しています。

また元エアラインクルーの経験に基づくOn Duty Attitudeなどのアドバイスを行っています。

適性試験(マルチタスク)、操縦適性試験についてはそれぞれ航空適性コースで、エントリーや面接等のアドバイスは基本コースで承っております。

 

 詳しくはフライトアミューズ ホームページをご覧ください。 

続きを読む

2019年

8月

07日

SKYMARK (スカイマーク) パイロット試験 2019

2019年夏、今年もSKYMARK自社養成パイロット試験があると良いですね。

新卒既卒ともに対象? 特に既卒の方には改めてパイロットを目指す希少なチャンスですね。

採用情報に注意してエントリーを忘れないようにしてください。

※ 特にこの種のエントリーは募集期間が短いことが多いので細心の注意を払ってください。

エントリーから最終合格まで1%を割るような厳しい選考ですが、これは国内大手航空会社の自社養成も同じことで更に厳しいのが現実です。目指す夢に向かって最大の準備と努力をしましょう。

プライバシーの観点から詳細は控えますが、前回は何人かの合格者を目の当たりにして、失礼ながら ” 何でもやってみるものだ!成せば成るんだ!” と 私は不思議な感動を覚えました。

もちろん!全て皆さんが実力で成し遂げたことなのですが、その過程で私が感じたこと、学んだことを幾つかお伝えしたいと思います。

① エントリーシートは顔が見えない面接ですから、添付写真はもちろん笑顔とハートが想像できる内容で、選考をして頂く方にハッキリとした自分の輪郭を届けるものにしてください。

@ 社会経験をお持ちの既卒の方には得意な方が多いのですが、新卒の方は頑張ってください。

② 必ず求められるSPI3やGABと言ったセンター試験と英語能力試験はとにかく必死で高成績を目指してください。理由はどの自社養成試験(航大も含め)もそうなのですが、常に1次2次3次4次とそのフェーズまでの総合成績で通過/非通過が決まりますので一つも気を抜くことはできません。

英語が上手いとか操縦が上手いとかで通る試験ではありません。

また逆に前のフェーズの頑張りが思わぬ底上げになって次に進めることもよくあります。企業としてはパイロット以前に社員採試験ですからそれが当然であり最もフェアな形であるとも言えます。

@ SPI3など、新卒の方は就活勉強も最近で有利なのですが、既卒の方は頑張ってください。

グループワークやグループ面接/個人面接といった人物評価は年々重視されて来ており、その評価価値は適性試験を超えているとも言われています。

一社員としての資質 + 将来エアラインクルーとして求められる資質ですが、特にエアラインクルーに必要な資質(人格)については何らかの努力をされることをお勧めします。

注) クルーとしての資質とは、個々の個性や人格を否定するものではなく、クルーとして訓練を受けたり乗務をするにあたり必要な在り様(考え方/姿勢)であるOn Duty Attitude のことです。

 ④ 適性試験はスカイマークの実用機である737-800フルフライトシミュレーターなどによる操縦適性試験が普通のようですが、操縦経験の無い方(それが普通です)には大変難しく基本的には無理な内容と言えます。ただし、試験官パイロットは十分なパイロット育成経験の目で見ていますので

その一瞬の上手下手ではなく、全体の操縦素養と先ほどのOn Duty Attitudeを見ています。 

安心して思い切り頑張ってください。

 

注) よく耳にするお話しですが、2日間のプログレスを気にし過ぎて初日低迷し2日目にグッと伸びる方が良いなどというつまらないテクニックはやめましょう。プロの目から見れば、かえってOn Duty Attitudeの一つである一生懸命頑張る姿勢に反する行為です。

On Duty Attitudeを忘れないでください!

初めてでは頑張っても上手くできないので、1日目で足切りされてしまうことがあります。 

とにく全力で当たり、60点→80点=140点 より 80点→90点=170点を目指しましょう。

なるべく訓練に苦労しない=訓練費用が掛からない人材の方が良いに決まっているのですから。

それより大切なことは同じフェーズで行われる個人面接です。むしろ操縦の実技適性よりOn Duty Attitudeと個人面接の方が重要と言われています。

 

 

フライトアミューズでは操縦試験に対応した訓練装置による操縦練習を提供しています。

また元エアラインクルーの経験に基づくOn Duty Attitudeなどのアドバイスを行っています。

操縦適性試験については航空適性コースで、エントリーや面接等のアドバイスは基本コースで承っております。 詳しくはフライトアミューズ ホームページをご覧ください。 

続きを読む

2019年

8月

07日

Peach/ANA Wings FCAT パイロット試験 2019

Peach/ANA Wings自社養成パイロット試験はFCAT内適性試験も終わり合格された皆さんは次のフェーズに進まれているようです。合格の方々おめでとうございます♪ 次も頑張ってください。

今更とはなりますが、今後のためにまとめておきたいと思います。

最近のパイロット適性試験は基本的に心理適性、基礎学力適性、マルチタスク適性の3つの要素から構成されており、国内大手航空会社の試験と同様にFCATもそうであったのではないでしょうか?

心理適性はクレペリン/ロールシャッハ/MMPIといった古典的なものからそれらの要素をPC試験用にプログラム化したものまで多様化しています。

基礎学力適性は基礎 “脳”力試験とも言えるもので、一般就職試験の初期段階で行われるSPI3やGABなどにある難解な問題ではなく簡単な問題を高速に処理する ”脳の基礎力” を測る形が主流です。

マルチタスク適性もここ数年流行のPC試験の特性を活かして多様化しており、視野分散、思考分散、行動分散など、果ては聴力も含む注意力分散と言ったいかにもパイロット適性試験らしき?ものになっています。

昔のように飛行訓練装置を使った操縦型の試験は少なくなり、飛行機好きにはちょっと寂しい時代ですが、企業側としては沢山の応募者からより良い人材を客観的かつ効率的に早く選ぶ方法として優れているのでしょう。

しかしその一方で、グループワークやグループ面接/個人面接といった人物評価は年々重視されて来ており、その評価価値は適性試験を超えていると言われています。

普通の方であれば心理適性と基礎学力はまず(ありのままで?)問題ないとして、マルチタスク能力の向上とエアラインクルーに必要な資質(人格)については何らかの努力をされることをお勧めします。

注) クルーとしての資質とは、個々の個性や人格を否定するものではなく、クルーとして訓練を受けたり乗務をするにあたり必要な在り様(考え方/姿勢)であるOn Duty Attitude のことです。

 

<大切なこと>

どの自社養成試験(航大も含め)もそうなのですが、常に1次2次3次4次とそのフェーズまでの総合成績で通過/非通過が決まりますので一つも気を抜かないでください。

英語の成績が良かったとか適性の成績が良かったとかで通る試験ではありません。

また逆に前のフェーズの頑張りが思わぬ底上げになって次に進めることもよくあります。企業としてはパイロット以前に社員採試験ですからそれが当然であり最もフェアな形であるとも言えます。

 

フライトアミューズでは独自のPCプログラムによるマルチタスク実技練習と元エアラインクルーの経験に基づくOn Duty Attitudeなどのアドバイスを行っています。

適性試験(マルチタスクなど)は航空適性コースで、エントリーや面接等のアドバイスは基本コースで承っております。 詳しくはフライトアミューズ ホームページをご覧ください。 

続きを読む

2019年

6月

28日

自社養成パイロット試験 最終フェーズ

昨秋からの大手航空会パイロットインターンシップは最終選考の段階にあり、既に夢を掴んだ方も多いようです。 おめでとうございます♪ 皆さんの実力と頑張りですね。

今は本選考が進行中で、会社により早い組は終わり、遅い組はそれぞれの適性試験を迎えようとしています。

またPeach/ANA Wingsの自社養成試験が進行中で、7月にはFCATに含まれる適性試験を受けられる方も多いようです。

採用試験は毎年工夫を凝らした?新たな形で行われており、私のような老人が受けた昔の適性試験(簡易な訓練装置で簡単な飛行科目を行う)とは全く違うものになっています。

今の試験だったら私はとても!とても!無理!だったと思います。 昔で良かったあ♪

そして夏には航空大学校の試験が始まり、秋には他のLCC系や次のインターンシップがスタートします。どれも長い試験ですが夢を追って挑戦してみてはいかがでしょうか。

少しでも皆様のお役に立ち、一緒に夢の道を歩けたら嬉しい限りです。

 

エアライン自社養成パイロットを目指される方はフライトアミューズ ホームページをご覧ください。

続きを読む

2019年

6月

09日

Peach/ANA Wings 自社養成 FCAT

PeachとANA Wingsの自社養成パイロット採用試験が始まりました。

一度社会人の道を進まれた方々のエントリーも多いようで、夢のある素晴らしい制度です!

ただ、その試験の難関の一つががFCAT(Flight Crew Assessment test)です。

FCATは、エントリー → 英語試験 → ” 適性試験 ” → グループワーク → 個人面接などと言った流れですが、この ” 適性試験 ” はやはり今流行りの “ マルチタスク能力試験 ” なのかも知れません。

マルチタスク能力はパイロットワークの大きな特徴とされますが、極端に言えば誰でも日常的かつ無意識に低いレベルのマルチタスクを経験しています。

例えば、何種類かの料理を手際よく作る、電話対応をしながらPCを操作し/通り掛かった上司や同僚に会釈する、車の運転をしながらエアコンを調整し/カーナビを見て/助手席の人と込み入った会話をする … etc です。これもなかなかのマルチタスクですが、繰り返しと馴れによりいとも簡単に行っています。すなわち、誰にでもマルチタスクの基本能力は備わっているようです。

ただパイロットワークではより高度で複雑なマルチタスクが要求されるため、主たるエアラインの採用試験ではこの種の試験が含まれているのでしょう。

昔は簡単な操縦練習装置で簡単な科目をやる程度でしたが(昔は良かった♪)、時代は進み操縦科目をしながら計算や知能問題をやるなどのスタイルに変わり、現在 マルチタスクに関してはコンピューターだけで行う能力判定が主流になりつつあります。

このため各社独自の判定プログラムがあり、今回のFCATもその一つなのかもしれません。

基本的なマルチタスク能力は誰にでも備わっていると思うのですが、それを向上させるにはマルチタスク思考によるマルチタスク行動を定着させるような実技練習が必要だと思います。

自分にはそんなの無理!と言わず、ご自分の可能性にチャレンジしてみてください。

フライトアミューズではそんなお手伝いもしています。お気軽にご相談ください♪

 

詳しくは、フライトアミューズ ホームページをご覧ください。

続きを読む