本当の練習にはリアリティが大切です。

既に自家用や事業用といった操縦免許をお持ちの方でも飛行の技能や知識を維持するのは大変難しいことです。
特に日本での実機利用は時間的にも経済的にも負担が大きく、それなりの飛行訓練装置を利用するにしてもやはり負担が大きいというのが実情です。 まさに私がそのひとりです・・・。
かといってリアリティの低いフライトゲームではそれなりの技能や知識の維持には役立ちません。
パイロットにとって重要なリアリティとは、視野感覚と操縦感覚とATCも含めた状況感覚であると思います。
フライトアミューズではこの3つの感覚に焦点をあてたシミュレーションを用意しています。
駐機場から滑走路に向かい、離陸、上昇、巡航、進入、着陸、そして駐機場に駐機するまでのトータルワールドを左右180度視界と実機近似性能の中で行うことができます。
数十億円と言われるエアラインシミュレーターのような物理的傾斜感や加減速感などはありませんが、ライセンサーとしての基礎能力を維持するには十分なものと思います。
また、737-800など最近のジェット旅客機では不可欠のFMS(FMC)操作も実機同様に行えますので、エアラインを目指される方をはじめ純粋な旅客機ファンの方にもお楽しみいただけるものと思います。
皆様のお越しをお待ちしております。

また、国内外LCCなどのパイロット採用試験を受けられる方にはプロパイロットコースをご用意しております。

長くフライトから離れているとフィーリングだけが残っていて、気が付ないうちに実際の飛行に必要な、見る、聞く、考える、予測する、判断する、行動する、のループが薄くなり時には消滅して、いざFTDやシミュレーター、ましてや実機では思っていた自分ではなくなっていることにビックリ、ガッカリすることが多くあります。
飛行に必要な目や耳 → 脳 → 手足 → 観察 → 目や耳 → … の情報伝達ループが弱くなると飛行機の速さに付いて行けなくなり、焦りから操縦操作が荒くなり操作が後手に回り必然的に飛行機が安定しなくなります。
これがお越し頂くお客様のほぼ100%に見られる現象で、実機の操縦桿やラダーと比較した重い軽いなど物理的な理由ではなく、気持ちと身体のアンマッチによるもののようです。
事実、個人差はあるものの1時間ほど真剣に落ち着いてこのループ回復に努めると、フィーリングと行動が一致し始めて ″ああ!そうだった!こうだった!″とおっしゃいます。
せっかくのライセンスですので、技量の回復と維持にフライトアミューズをご利用頂けましたら幸いです。

操縦練習では真横(アビーム)が正確に見えることも重要ですね♪

正確なデータに基づいた正確な操縦を繰り返し練習することが上達の秘訣でもあります。