コロナ禍のなか続くパイロットへの道

 

 

国内エアライン各社の自社養成試験もようやく最終段階に入ったようです。

今年はコロナの影響で試験方法や日程が変り受験の皆さまには大変な日々でした。

既に嬉しい結果を得られた方々は本当におめでとうございます! 素晴らしい!

また現在、最終段階をもがきなら進んでおられる方々は後もう少しの頑張りです。

航空適性コースの中でもお伝えしていますが、自社養成試験も航空大学校も実技試験より

面接試験の方が重要視される傾向にあります。最近 私が気になることで私見ながら…。

まず、パイロットを志望する動機や理由について軸をしっかりさせてください。

1.飛行機が好きである。

2.飛行機の操縦に興味がある。

3.操縦を一生の仕事にしたい。

4.そのために厳しい訓練に耐え自分を磨きたい。

すなわち、合格後は社員や訓練生として能動的に歩む覚悟と姿勢が求められます。

” エアラインパイロットと呼ばれたい ” などと言うあやふやで受動的な姿は面接試験で

見透かされてしまいます。もう一度ご自分の成りたいものに対して深掘りしてください。

こちらの航空適性コースにおいても1~4の志向性の弱い方は適性のレベルアップに苦労されることが多いです。決してこれは適性が有るとか無いとかのお話しではなく、それほど好きでもなく、それほど興味のないことに人は全力を出し切れないからです。

航空界もコロナ不況が顕在化するなか、パイロット採用だけは生き残っています。

最近の某社自社養成再開は驚き!の出来事です。数千人の応募があったと聞きます。

厳しい選考ですが、プロのパイロットを目指す道は開かれ続いています。

頑張りましょう! 微力ながら応援しています。