大手航空会社が行うパイロットインターンシップは日本のエアラインパイロットの登竜門とも言える存在です。最終合格率は1%未満と大変厳しい選抜ですから、インターンシップの全フェーズを通過して来年早々にある航空適性試験に臨まれる方は全力でチャレンジしてください。
毎年そのやり方や内容は変わっていますが、重要なことは操縦能力試験ではなく会社が社員として採用するための”脳”力試験です。パイロットを意識したマルチタスク”脳”力試験の形が多いのですが、単なる操縦練習や体験では対応できるものではないようです。日本には本当の意味での操縦練習や体験をできる施設が少ないので、特に地方にお住まいの方のことを思えば公平性を保つ上で良い姿あると思います。
マルチタスク能力とは何か?と問われれば、複数のことを同時に処理する能力であり、これも適性と同じで特別な事情の無い限り誰にでもあると言えます。受験される方は日常生活の中でもマルチタスクを意識して生活してみてはいかがでしょう。 歯を磨きながら簡単な計算をするのもマルチタスクです。やってみれば楽しいゲームのような? 興味をお持ちの方はフライトアミューズのホームページをご覧ください。偉そうな事を言って老人の私は正直苦手ですが…。苦笑